突然ですが、あなたはハンバーグを世界中で食べれると思ってませんか? 私はオーストラリアに来るまではそう思ってました。
でも残念!オーストラリアでハンバーグを食べたければ、日本食レストランに行かないといけません。日本食をウリにしてるような高級レストランではなくて、丼物とかがあるようなカジュアルな感じのレストランへ。その際、シェフが日本人であればなお良し。
これはツイッターでこぼりたつやさん (@tatsuya_kobori) が新しく立ち上げた画像も文字装飾もなしで『今日ファミレスに行ってハンバーグを食べました。美味しかったです。』という内容を3000字書くという、ただ楽しむための企画です。
私のブログは写真がウリなのですが、面白そうなので今日は文字のみでいきます!
ちなみに#3000文字ハンバーグで他の人の記事も読めますよ〜。
※ オーストラリアの情報というよりも、私の日記っぽいです。
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ハンバーグの思い出
ハンバーグには色々と思い入れがあります。
小さい頃ってファミレスでお子様ランチやハンバーグを食べる事に異様に憧れませんでした?今でもレストランでハンバーグを注文する時にワクワクした特別感が蘇る事があります。
オーストラリアに来てからは尚更恋しくて、数年前、日本に一時帰国した時も速攻ファミレスに行ってハンバーグをオーダーしたくらいです(笑)
ちなみに、私にとってレストランのハンバーグはジョイフル (Joyfull) のハンバーグですかね〜。
全国に展開するファミリーレストラン『ジョイフル』は私の地元の大分県が発祥なので、やたらとあるんですよ、ジョイフル。「今日、ジョイフろうか」なんて言うこともあるくらいお馴染みのジョイフル。
数年ぶりに行ったジョイフルのハンバーグの味は、ほろ苦い昔の思い出や小さい頃のワクワクまで思い出されてノスタルジックに浸ってしまいました。(半年に一度メニューチェンジが行われるのは内緒w)
あ、千葉の人は99%の確率でジョイフル本田?言いますけど、違いますからね。東京近郊では田舎にあるファミレスというイメージらしいですね〜。
我が家の食卓
ハンバーグと言えば、うちの母親は料理がものすごく下手な人でした。どれくらい下手かと言うと、よくこねられずにひき肉の形が残ったまま焼かれたハンバーグが食卓に出されるくらい下手。
恐ろしいのは、大人になった今でも時々あのよくこねられてないハンバーグが食べたくなるんですよね(笑)自分でもあまりにも酷すぎると思います。
子供の頃に作られた味覚や記憶は本当に重要だという事が証明されました。親御さんは絶対に気を付けてあげた方が良いです。
更に我が家は食事中にコーラやファンタを飲む家でですね、ずっとそれが普通だと思っていたので大人になって人に指摘されてびっくりしたんですよ。
だから、他の日本人が「オーストラリア人はご飯と一緒にコーラ飲んでて信じられな〜い!」と言ってるのを脇目に、私は全然違和感なくすんなりとオーストラリアの食文化になじみました。(これは全く自慢にならない話w)
「え?みんな、食事しながらジュース飲まないの?」てなもんですよ。私のせいじゃないですよ。
こんな味覚の持ち主なので、オーストラリア人のパートナーと一緒になったのはある意味ラッキーだったのかなあ、とか。
本当に、つくづく培ってきた食生活って大切だと思うので、グルメな人はお母さんの手料理に感謝ですね。
海外のハンバーグって?
ハンバーグの名前の由来はドイツのハンブルグなので、当然ハンバーグは世界共通の食べ物で、どこでも食べれると思ってました。
でも実際は、日本人が “洋食” と呼んでるものは、所詮日本人の口に合わせてアレンジされた日本風の洋食なので、普通のレストランにはありません。
日本風にアレンジされたナポリタン、オムライス、カレーなども同様に。
まあ、日本のカレーはオーストラリアで “ジャパニーズカレー” と呼ばれて、インドカレーとはまた別のメニューとして人気を博していますが。
自分で作るハンバーグ
ま、私がワーキングホリデーでオーストラリアに来た当時は貧乏バックパッカーをしてたので、少しでも節約して旅費に当てたかったので外食は超贅沢。例えハンバーグが食べれるレストランがあったとしても、よほど特別じゃない限り行かなかったでしょう。
それよりも大量に作って冷凍しておくと経済的なので、滞在先でよく作ってました。
ハンバーグってチーズを乗せたり、カレーと食べたり、パンに挟んだりとアレンジが効いて最高ですよね。
もちろん母のようなヘンテコなやつじゃなくて、よくこねたやつ(笑) ナツメグも入れるし。
でも、シドニーで出会った今のオーストラリア人パートナーと一緒に暮らし始めた頃、衝撃的事実を知りました。
うちのパートナー、ハンバーグが何なのか知らなかった!!
そうなんです、薄々気付いてたんですけど、実は英語圏で “ハンバーグ” と言っても通じないんです。
私 「今日の夕食はハンバーグね。」
パートナー 「え?ハンバーガー?」
私「違うよ、ハンバーガーじゃなくてハンバーグ!」
パ ートナー「だからハンバーガー?」
私 「ハンバーグだよ!」
パートナー 「ハンバーガーでしょ?」
私「ハンバーグだってば!」
パートナー「だからハンバーガーって言ってるじゃないか。」
私「は?」
全然ハンバーグが通じない…。
仕方ないので私は紙に “Hamburger” と “Hamburg” と書いて違いを熱心に説明してあげたのですが、「なーんだ、それってパティ (patty) の事じゃん。」ですって。
は?パティ??そんな呼び方だと、私の好きなハンバーグがまるでファーストフードのハンバーガーに入ってるような薄いお肉を連想してしまって、なんか嫌だなあと思ったのですが。
オーストラリアのスーパーマーケットには、あとは焼くだけという感じのハンバーグもどきが「パティ」と書かれて売られいるのを思い出しました。多分、パンとかに挟む用?
ちょっと食べてみたい気はしますが、もし買ってみて口に合わなかったら怖いので試した事はないですけど、あれがオーストラリアのハンバーグ?なら、自分で作った方が何倍も良さそう。
ハンバーグが食べれるレストラン
やっぱりハンバーグって時々外で食べたくなりますよね?
外食を頻繁にするようになったのはシドニーに定住するようになってからなのですが、シドニーにはペッパーランチがあるので助かります!
メインストリートにどーんとお店を構えて繁盛してて、味のクオリティも多分日本と変わらないと思うので、オーストラリアの食事に飽きた旅行者の人にもおすすめです。
ペッパーランチのメニューにちゃんとハンバーグって書かれてたので、パートナーにメニューを見せて、
「ほらね、ちゃんとハンバーグって書いてるでしょ!日本ではこれをハンバーグって言うんだよ」と言ってみたりしましたが、パートナーは「へー。じゃあオレ、サーモンにしようかな。」という感じで流されました。
彼にはどうでも良い話題だったらしい。あんなに説明したのに、つい先日もまたハンバーグの事をハンバーガーって言ってましたからね。もーいーや。
後で知りましたが、ハンバーグって和製英語なんですね。日本のハンバーグは英語でハンバーガーって言うんだそうです。そして、マクドナルドのハンバーガーもハンバーガーって呼ぶらしい。うーん。
おわりに
とりあえず私はハンバーグが大好きなので、どこに住んでもハンバーグは食べ続けるでしょう。
『今日ファミレスに行ってハンバーグを食べました。美味しかったです。』で書こうとしたからちょっと無理矢理でしたかね〜。
読んでくれてありがとうございました。