「関係ないおばさんが口出すな!」って言われると面倒くさいから、最近は X (ツイッター) ではその界隈の話題にはなるべく触れないようにはしてるんだけど、ずっと思っていた。
ブロガーとワーホリって似てるなあ!って。
私がブログを始めた2018年頃はブログブームで、インフルエンサーの煽りも影響してそりゃもうすごかった。
なぜか趣味でブログを書いてる人たちまで「稼いでないのはダメ」とか「読まれる書き方になってない」とかいう価値観の押し付けに巻き込まれて、謎に肩身が狭かった。
それが今のワーホリで出稼ぎという煽りにとても似ているのだ。
類似点を挙げると
- 何をしても自由なはずなのに、変な価値観を押し付けてくる人がいる
- 他人と比べて落ち込むことはアルアル
- 稼いでないとダメなんだろうか?と他人の価値観に振り回されがち
- しょっちゅう制度 (アルゴリズム) やトレンドが変わる
- ツイッターでいちいち収益報告する人がいる
- やってない人から「遊んでて良いね」と言われる
まだあるかもしれないけど、パッと思いつくのはそんなとこ。
あの頃、「新卒を蹴ってブロガーになろう‼︎」って煽るインフルエンサーがいて、実際にそうした人がたくさんいたみたいだし、ブログ繋がりの私のフォロワーさんにもいた。
でも、大半は上手くいかなくて結局は就職したり、変な情報商材屋になったりしたんじゃないかな。
その時のインフルエンサーたちも、炎上繰り返して2023年現在は存在薄くなってパッとしない。(個人的には、商売道具のブログ消したり簡単に媒体変えたりする彼らに対して、結局金儲けの道具でブログに対して愛がないんだなと思ってしまう)
去年頃から海外出稼ぎって日本のマスコミの煽りがすごくて、オーストラリアのワーホリ直撃してるけど、あの頃とちょっと似ててデジャブ。
とはいえ実際稼いでいる人はいるし、ブロガーさんだってちゃんと信頼を積み重ねて今も活動している人もたくさんいる。
ちゃんと収益化した人もいれば、趣味でずっと続けてる人もいて色々だけど。
そこも似てるんだよね。
当時、ブロガー界 (だけ) で一世を風靡した人の現在を追いかけてみると、本当に色々な人生があって、活躍していた当時よりもそっちの方が私には面白い。(昔その人の note を買ったことがあるから、たまたまその後を辿れた人もいる)
ブロガー歴6年目になった私が思うのは、結局お金や人気ばっかり追ってた人は、すぐやめたなってこと。
だいたいすぐ消えそうな人は分かる、気がする。
稼ぐのを目標にするのは全然良いと思うけど、目的にしてしまうとしょーもない理由で挫折してしまいがち。(アルゴリズム変わって順位が落ちたとか、全然読まれないとか)
そういう人をいっぱい見た。
でも「なんのために」っていうコンセプトが最初にしっかり決まってると、挫けそうになってもそこに立ち戻れるし、ちょっとやそっとではグラつかない。
私も色々言われてたことあって、腹立つこともなくはなかったけど、まだこうやって続けている。最低10年続けるって決めてるしね。
他人に迷惑かけてないのにあーだこーだ言われてるのって、意味不明だよね。
だから、大事なのは動機ではないかと思う。
ワーホリでオーストラリアに来る人も同じで、やたらグラついてる人が多いように思うけど、「なんのために」っていうのが分かってれば、それに突き進めば良いのではないだろうか。
と言っても、大層立派なものなんていらない。
私だって「旅行」が目的だったから、それに徹したし、ビジネスビザオファーもらっても別にやりたいとは思わなかったから断った。そのために来てないからね。
まあ、最終的に今のパートナーに出会って結局オーストラリアに残ることになったから、人生は分からない。この国に縁があったんだろうね。
この先、私のブログ生活はどうなるか分からないけど、たとえ更新頻度は落ちたとしても、やめる選択肢はないな。