どーでも良い日常の倉庫

このブログタイトルも変更完了‼︎ ガイドブック作りに集中したい

昨日 (9月29日木曜日)、このブログのタイトルを「ただの日記」から「どーでも良い日常の倉庫」に変えました。

本当は、ひっそりとひとりで楽しむ自己満的なサイトにしたくて作ったんですけどね。だから、メインブログ分かりにくい場所にこっそりここのリンク貼るくらいで、公にする予定はなかったんです。

どーでも良い日常の倉庫

なのに何だか勢いでバナーも作ってしまって!しかも、めちゃくちゃかわいいなーと自画自賛。(絵は過去に描いた使い回しですが)

ということで、なぜこんな風になったのかとか、ブログ活動などをして来た現在の心境とか、そういうことを書いておきます。

目的が曖昧になって来たアメブロとこのブログ

このサイトはもともと、アメブロの『オーストラリアらくがぎ帳』の読者さんが増えてしまったことで、「読んでくれるなら有益なことを書かなきゃ」という謎のプレッシャーを感じてしまった私がそこから逃れたくて作った避難場所だったんです。

だからブログタイトルも「ただの日記」というテキトーな名前でしたし、最初は本当に本当にくだらないことばかり書いてました。

でも、あの「何も考えずに適当に今日のことを書きたい」という欲求は、去年のどこにも行けなかったロックダウンゆえだったのかもしれないなあと、今は思ってます。

いつでも出掛けようと思えば出掛けられる状態に戻って久しい今、だんだん書くモチベーションがなくなって来たというか、あまり意味を見出せなくなったというか。

で、数ヶ月前に旅行メモみたいな感じで簡単に記録としてアメブロを使ったのですが、よく考えたらアメブロというよその媒体で書くよりも、こっちの個人ブログに書いた方が良いのでは?とも思ったり。とにかく、アメブロとこっちのブログの使い分けがよく分からなくなって来たんです。

2年前に「思った事をすぐ書いて発信できる場所が欲しいので、アメブロをその場所にする」と書いてますが、あの時はメインブログ一本でやってたので、今とは状況がちょっと違いました。

その時の記事

この記事は、2020年に『Down Under オーストラリア』掲載用として書いたものです。   今回はちょっと個人的な話にはなりますが、5月の終わり頃にアメブロ (アメーバブログ) をこのブログの姉妹ブログとして書き始め[…]

でも実際にしばらくアメブロで発信してみて、いちばんの誤算だったと思ったのは、アメブロは SNS的要素が強いことですね。(いや、分かってたはずだったんですけど)

これはメリットの方が大きいと思う人が大半だと思いますが、あの時の私はただ簡単に記録として書き残したかっただけで、人に見られることは別に望んでなかったんです。(じゃあ最初からアメブロでやるなよっていう話ですが)

しかも、コメントやいいねもらったら自分もお返ししないとかなあ…とか考えてしまう私の性格。

本来の目的とは違うことにエネルギーを注ぎがちになってしまうのは違うよな〜と途中で気がついて、だから避難場所として開設したのがこのブログでした。

 

でもねえ、アメブロは2014年から使っている運営期間だけはいちばん長い媒体なのでもったいないという気持ちもあって。だから、1週間の記事更新報告用とかにしようかなあ。

ほら、最近の私はあちこちで記事書くし、シドニー特派員ブログとかスタエフの音声配信とか色々手をつけてるから、まとめた方がすっきりしそうですし。

本腰入れてガイドブックを作っていきたい

Bowral

ちなみに、私のメインブログ『Down Under オーストラリア』のキャッチフレーズは「ガイドブックとはひと味違うオーストラリア」です。2017年に開設した時から今まで、そのコンセプトは変わっていません。

そんなブログですが、最近あまりにもニューサウスウェルズ州の記事が増え過ぎて見にくくなったので、サブディレクトリという機能を使って別サイトを作ったんですよ。

そしたらこれが想像以上に気に入って、どんどんカテゴリーを分解してたくさん別サイトを作り始めました。

こうやって記事を整理することでメインブログがすっきりして、もっとガイドブックのようなサイトになるのではないかと期待しています。(準備段階としてはね)

だから、必然的に今まで書いてきた日記みたいな記事もメインブログから分けたかったんですが、それにはもうすでにあるこのブログがちょうど良いと思ったんです。

このブログはサブディレクトリではなくサブドメインで作ってますから、ここでグーグルに評価されない日記記事をたくさん書いてもメインブログに影響がなさそうなところも好都合ですし。

でも日記記事とは言えど、今まで力を入れて来たメインブログのそれなりに思い入れがある大事な記事たちです。それに、他のサイトとリンクで繋がっている記事も多くて、今でも読まれることもあります。

だからテキトーに運営していたこのサイトをもう少し見栄えを良くしてあげないと、記事たちがかわいそうだし、もし訪問して来る人が増えたら恥ずかしいやら申し訳ないやら。だから、ちょっと整えました。(お客さんが来る予定が入ると、散らかってた家が片付く的な?)

けどバナーまで作ってしまって、「やる!」と決まったらばーっと突っ走る私の性格が出てますね (笑)

覚悟を決めた!

私は記事を書くスピードがものすごく遅いですし、実際に足を運んで写真撮ってリサーチして、それから記事書いてと、すごく労力が必要なスタイルです。

その割にはお金にならないので、いつも「これは趣味だから」と自分に言い聞かせていました。

いつも「そろそろどこかで働いた方が良いのだろうか。でもそしたらもう今までのようにブログは書けなくなりそう」という考えが行ったり来たりしてました。

でも、最近行ったニューカッスルについてツイッターで紹介した時もわりと手応えを感じましたし、今回シドニー特派員ブログと個人ブログで「サザンハイランドのボウエル」についての記事出したら、想像以上にいいねがついたんですよ。

なんていうか、そうだ、私がずっと本当にやりたかったのは、こういうことだった‼︎と思い出したというか。

コロナのロックダウン中は全然記事が思うように書けなかったのもあって、忘れてましたけど。

そしたらね、もう趣味なんて誤魔化さずに、本当に本腰入れて書こうよ?って思いが湧いてきて。いや、今までだって頑張って書いてきたんですけど、もう遊んでるのか何なのか中途半端なことをせずに出掛けるのも旅行行くのも「仕事」という感覚にしてしまえば良いじゃん!って。

そりゃとても大変ですし、それこそ他の仕事なんてしてる時間はありません。それに対して罪悪感を感じることもあったんですけど、今の私にはそれが出来る環境にあって、それが本当に心からやりたいこと。だったら納得がいくまで全力で頑張る方が後悔しないのでは?と。

でも前に好きなことを仕事にしたら、いつが仕事でいつがフリータイムなのかごちゃごちゃになってしまったことがありました。そうなるといつ休んでいるのか分からない状態になるので、頑張りすぎたのか体が弱ったことがあって。だから無意識に好きなことを仕事にするのを避けてたと思うんです。

でも、覚悟を決めました。

たくさんじゃなくても「知見が広がるからありがたい」なんて言ってくれる人もいるんです。そういう数人の方々が声を掛けてくれるだけでも本当に本当に励みになりますし、ここまで来たらやり抜きたい、なんて。

同じことをしていても目的が違うと行き先が変わる

私がツイッターを始めた2018年頃は、私のようにオーストラリアについて似たようなブログ書いている人はたくさんいました。

今でもいますが、あの頃にお金目的でブログ始めた人は、もう残ってないのではないかと思います。

ある人は、私よりきれいで読みやすい記事を書いていましたし、PVも私よりたくさんあったんです。でも、彼女はオーストラリアの情報を発信することの喜びとか、読んでくれる人の感謝の声とかには価値をあまり感じてなかったようでした。

大きなグーグルアップデートがあった時、アルゴリズムがかなり変わって多くのブロガーさんの記事が1位から圏外に飛ばされたのですが、彼女の記事もそうだったようで、「今までやって来たことは何も価値がない、と言われた気がした」そうです。

私もPV半分くらい飛びましたけどね、それくらいで諦めるわけもなく、ただひたすら書き続けました。

もし彼女があきらめずあのまま記事を書き続けていたら、私は余裕で抜かされていたかもしれません。でもそんなことは絶対になかったでしょうね。だって、ブログを書く目的が全然違うんですから。

結局彼女はブログを書くインフルエンサーになったようですが、今はどうなっているのか分かりません。

あれから4年くらい経ちましたが、私はただ書き続けて情報発信していただけですが、長くやっているというだけでいつの間にか「ベテラン」みたいな扱いを受けるようになったり、人によっては「オーストラリアの有名ブロガーさん」と言ってくれたりするようになりました。書いてておこがましいですけどね。

10年は続けようと思ったブログ、もう半分くらい来てしまいましたが、まだまだ試行錯誤中で、最近やっとスタート地点にこれたかな?という気さえしています。

 

そういえば今日、地球の歩き方の特派員ブログ読んでたら、2005年〜のシドニーについて書かれた記事が出てきて、不思議な感覚になりました。だって、私がまだ日本にいる頃だったり、ワーホリ時代にファームでわちゃわちゃしていた頃に書かれた記事が残っているなんて!

その頃からシドニーは今のように存在していて、うちのパートナーもお義母さんも普通に暮らしていたんだなあ…って。

まだスマホもなくて、私はネットショップにこもって mixi してた時代ですからねー。もうとっくに遠い昔になってしまったんだな…と思っていたので懐かしくて泣きそうでした。

私のこういう記事も、将来そんな感じになるんでしょうか。